感想ノート

作品名:絡繰異聞(前日譚／本編)
作者名:和条門　尚樹
価格:前日譚　450円／本編　550円
購入URL:前日譚　https://tabi-yume.booth.pm/items/3191548
本編　https://tabi-yume.booth.pm/items/3191568
種別：小説
対象年齢：全年齢
SNSアカウント:https://twitter.com/naoki_wjm

あらすじ:都市伝説と言われてきた絡繰師。彼らが引き起こした商業施設破壊事件は、その後に続く大騒動の序曲に過ぎなかった！
事件の現場にて、龍神警備会社の女社長、耀夜は不審極まりない少女を拾う。
人間不信の少女が耀夜に心を開いた時、都市伝説・絡繰師と囚われの違法生体コンピューターにまつわる真実が明らかに。
絡繰師の謎を追う情報屋の少女も参戦し、違法生体コンピューターを奪取する計画は果たして無事に成功するのか？

見どころ:絶対に前日譚を読んでから本編を読んだほうがいい。片方だけでは全ての謎が解明されない。
前日譚は3人の主人公の凄まじい過去が明らかになり、本編はそれを前提とした人間関係の変化、個性豊かなキャラのやり取りが展開する。
ラストの違法生体コンピューター奪還計画はハラハラする山場。

感想コメント:とにかく天音博士のキャラが掴みどころがなくて気になってしまった。推しキャラ。奏音のチートすぎる能力が発揮されるたびに面白すぎて笑ってしまう。強過ぎでしょこの子。
登場人物がみんないい人ばかりで読後感がいい。
聖也君が十分チートなほど頭いいのに、絡繰師たちがそれを上回っていて霞むのが不憫。でも聖也君のキャラ明るい気分になれるから癒される。
サクサク読めるテンポのいい書き方をしているので、すぐに読了できてしまうお手軽さ。必読！